ストーリー
ドリップコーヒーとは?他のコーヒーとの違い、美味しい淹れ方などを解説
ドリップコーヒーとは?他のコーヒーとの違い、美味しい淹れ方などを解説

ドリップコーヒーという言葉は聞きなじみがあるものの、他のコーヒーとの違いが分からないという人は多いでしょう。
この記事では、ドリップコーヒーの意味や味の特徴、他のコーヒーとの違い、淹れ方などを解説します。
猿田彦珈琲おすすめのドリップバッグも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
猿田彦珈琲のドリップバッグ / コーヒーバッグはこちら
ドリップコーヒーとは
ドリップコーヒーとは、ドリップという方法で抽出するコーヒーを指します
ドリップ(Drip)」には「滴る」という意味があり、言葉の意味通りコーヒーが滴り落ちるように抽出されることから「ドリップコーヒー」と呼ばれるようになりました。
紙や布のフィルターを使った手淹れのコーヒーも、コーヒーメーカーを使ったコーヒーも、いずれもお湯を注いでコーヒーを抽出する方法であるため、「ドリップコーヒー」と呼ばれます。
ドリップコーヒーの味の特徴
ドリップコーヒーは、ドリッパーと紙や布のフィルター、コーヒーメーカーなど、道具と材料があれば、簡単に淹れられるのが特徴です。
誰でも手軽に美味しく淹れられるだけではなく、お湯の温度や注ぐスピード、コーヒー豆の蒸らし時間などを自分で調節することで、好みの味を見つけることができます。
ドリップコーヒーと他のコーヒーの違い
コーヒーはドリップコーヒー以外にも、さまざまな種類があります。
こちらではドリップコーヒーと他のコーヒーとの違いについて解説します。
☕インスタントコーヒーとの違い
インスタントコーヒーとは、コーヒー豆から抽出した液体を乾燥させ、粉末状にしたものを指します。
水分を加えて混ぜるだけで元の抽出液に戻るため、簡単にコーヒーが楽しめるのが魅力です。
ただし、ドリップコーヒーよりも香りや風味は控えめになります。
忙しいときでも手軽にコーヒーを楽しみたい人におすすめです。
☕エスプレッソとの違い
エスプレッソとは、専用のマシンで圧力をかけて抽出するコーヒーです。
ドリップコーヒーよりもさらに細かく挽いた豆(極細挽き)が使われます。
少量ながら味が濃く、濃厚な風味を楽しめるのが特徴です。
ミルクを加えてカフェラテやカプチーノとしてよく飲まれています。
エスプレッソを淹れるには、豆を極細に挽ける専用のグラインダーと、抽出用のマシンの両方が必要です。
☕アメリカーノとの違い
アメリカーノとは、エスプレッソにお湯(水)を加えてドリップコーヒーくらいの濃さに薄めたコーヒーです。
ドリップコーヒーとは違う風味のブラックコーヒーを楽しみたい人におすすめです。
「アメリカンコーヒー」という、アメリカーノと似た名前の飲み方もあります。
アメリカンコーヒーは、浅煎りの豆を使ったコーヒー、またはお湯で薄めたコーヒーを指す、日本特有の呼び名です。
アメリカーノの方が、アメリカンコーヒーよりもしっかりとしています。
ドリップコーヒーに必要な道具・材料
ドリップコーヒーを淹れるには、さまざまな方法があります。
今回は、手に入りやすい道具を使って手軽に楽しめるペーパードリップで、コーヒーを淹れる際に必要な道具や材料をご紹介します。
・お好みのコーヒー豆
・ドリッパー
・ドリッパーに合うペーパーフィルター
・ドリップケトル
・抽出したコーヒーを受け止めるコーヒーサーバーやポット
・コーヒーカップ
・メジャースプーン
・お湯
ドリップコーヒーの淹れ方
ペーパードリップでコーヒーを抽出するときの一般的な流れは、以下のとおりです。
1.器具とカップを温める
まずはお湯を準備します。
コーヒーを淹れるためのお湯に加えて、ドリッパー、コーヒーサーバー、カップを温めるためのお湯も準備しましょう。
それぞれの器具にお湯を注ぎ、全体を温めてからお湯を捨てておきます。器具を温めておくことで、抽出したコーヒーが冷めにくくなり、適温で美味しく味わえます。
2.ペーパーフィルターと挽いたコーヒー豆をセットする
温めたドリッパーにペーパーフィルターをセットします。
円すい型のフィルターは、カーブに沿って、台形は側面と底を折り、ドリッパーにしっかり密着させましょう。
ペーパーフィルターをセットしたら、挽いたコーヒー粉を入れて平らにします。
3.1回目:お湯を注いで、蒸らす
ドリップケトルを使って、コーヒー粉の中央から円を描くようにお湯を少しずつ注ぎ、蒸らします。
ペーパーフィルターの側面に直接お湯がかからないように注意しましょう。
蒸らし時間の目安は、お湯を注いでから20~30秒ほどです。
4.2回目:お湯を注ぐ
1回目のお湯でコーヒー粉を蒸らしたら、2回目のお湯を注ぎます。
お湯はゆっくりと中央に注ぎ、コーヒー液の表面が徐々に高くなるように注ぎ続けましょう。
中央から円を描くように注ぐのがポイントです。
抽出中のコーヒー液がドリッパーの7~8分目程度になるように、お湯の量を調整しながら注ぎましょう。
5.3回目:お湯を注ぐ
2回目の注湯が落ちきる前に3回目のお湯を注ぎます。
必要な量に達したら、コーヒーが最後まで落ちきるのを待たずにドリッパーを外すのがポイントです。
最後まで落としきると、雑味が出てしまう原因になります。
美味しいドリップコーヒーを淹れるポイント
コーヒーはコツを押さえて淹れることで、美味しさが引き立ちます。
以下のポイントを意識して、美味しいコーヒーを味わいましょう。
💡適度な温度で淹れる
美味しいドリップコーヒーを淹れるには、お湯の温度が重要です。
沸騰直後のお湯は約100度ですが、まずはコーヒーの抽出には少し冷ました95度前後を目安にしましょう。
お湯の温度を高くすると成分をより抽出でき、低くすると抑えることができますので、好みで調節してみてください。
完成したコーヒーの温度が68〜70度程度が理想です。
ただし、出来上がりの温度はあくまでも目安であり、器具やカップの素材によって変化します
💡コーヒーの新鮮さをキープする
コーヒー豆は、挽いてから時間が経つと鮮度が落ち、それに伴い味にも影響が出ます。焙煎後できるだけ新鮮な豆を使うことが、よりよい味を楽しむためにおすすめです。コーヒー豆を購入した後は、密閉容器に入れて冷暗所で保存しましょう。
粉よりも豆の状態で保存した方が空気に触れる面が少なくなるため、鮮度を保ちやすくなります。
コーヒーを淹れるたびにミルで豆を挽くと新鮮な味わいを感じられるでしょう。
ドリップコーヒーのおすすめ3選
猿田彦珈琲では、豆や粉のコーヒーのほか、手軽に淹れられるドリップバッグも販売しています。最後におすすめの商品を3つ紹介します。
【深煎り】大吉ブレンド
バランスの取れた深煎りのコーヒーで、まるい口当たりが特徴です。
誰もが「ちょうどいいな」と感じる、飲みやすさを目指した定番ブレンドです。
創業当時の常連さんたちはオフィス勤めの方が多く、お土産用のコーヒーとして求められたことから、大吉ブレンドのドリップバッグが誕生しました。
まろやかでスッキリとした後味が特徴で、食事との相性もよいでしょう。
大吉ブレンド ドリップバッグ 5枚入り
【深煎り】猿田彦フレンチ
苦味としっかりとした味わいを感じたい人におすすめの深煎りのコーヒーです。
芳醇な香りのなかにも心地よい甘さが感じられます。
心残りの記憶をたぐり寄せながらすすり飲むコーヒーをイメージして作られており、とろりとした滑らかな余韻を感じられます。
手軽にコーヒーを淹れたいけれど、きちんとした美味しさも感じたい人におすすめのドリップコーヒーです。
猿田彦フレンチドリップバッグ 5枚入り
【中深煎り】恵比寿シティ
東京 恵比寿の洗練された街の表情や、恵比寿で暮らす大人のおおらかさを表現した中深煎りのコーヒーです。
コーヒーにおいて「シティロースト」とは、ニューヨークで人気があった焙煎度合いから名付けられたといわれていますが、恵比寿シティは「恵比寿のシティローストとはどんなものか」をコンセプトとしています。
以前は恵比寿にある店舗限定でしたが、オンラインショップでも購入できるようになりました。
恵比寿シティドリップバッグ 5枚入り
まとめ
ドリップコーヒーとは、お湯を注いで滴り落ちるように抽出されるコーヒーです。
お湯の注ぎ方にコツが必要ですが、上達すると思い通りの味を作る楽しみが味わえます。
ご紹介したように必要な道具や材料を揃え、正しい手順で淹れると、さらに豊かな風味や特別な味わいを楽しむことができるようになります。
ドリップコーヒーを淹れるのに慣れたら、お湯の温度や豆の新鮮さにもこだわってみましょう。
猿田彦珈琲では、豆の品質はそのままに、手軽に本格的な美味しさが楽しめるドリップバッグ商品を多数取り揃えています。
今回は人気の3種類をご紹介しましたが、複数のドリップバッグを飲み比べできるお試しセットや定期便限定セットなどもあります。
詳しくは、以下のリンクをご覧ください。
猿田彦珈琲のドリップバッグ / コーヒーバッグはこちら